国内生産
- 原糸
テキスタイルを構成する唯一の資材である糸。原反の生産は、この糸の買付からスタートします。国内外の原糸市場にアンテナを張り巡らせ、価格・糸質・納期のすべてを満たす最適な糸を買い付けます。市場に無ければ、特注紡績や特殊撚糸で別注生産。さまざまな紡績や異素材の採用にも積極的です。枠にとらわれない柔軟な発想が西川毛織の特色です。
国内最大の毛織物産地、尾州産地にある稲沢工場。整経業者減少による技術伝承の問題を解決すべく、2016年に大型の整経機を2台導入しました。生地を織る工程でも高い技術を必要とする整経を維持・発展させながら新しい日本製の毛織物のあり方を日々模索しています。
また、2024年には工場の生産能力向上を目的とし、最新鋭のレピア織機を6台導入しました。
これにより生産の幅が広がり、いままで難しかったモノづくりが可能になりました。
2004年、中国に独資の製織工場・馬鞍山西川有限公司を設立しました。立上げ当初は品質・納期面で苦労した部分もありましたが、現在は日本で織るのと遜色が無いほどの品質の向上を実現。生機補修の技術で最高ランクにあることを保証いたします。
SUNSHINE GROUP(中国)
SUEDWOLLE GROUP(ベトナム)
海外に優良な協力工場があります。ただ仕上がった糸や生地を買うのではなく原料から撚り回数、組織の密度まで設計し、検品や物性管理まで弊社が責任を持って行います。他社とは一味違う品質管理体制が自慢です。